朱雀2022 長野県小布施町で季節限定の栗菓子を堪能する

朱雀②20221008日本

2022年秋、この時期の小布施の小さい街並みは、栗とリンゴとシャインマスカットで溢れかえっています。栗スイーツの王様「朱雀」を求めに今年もやってきました。事前予約販売のみでしか手にできない幻?のスイーツを堪能してきました。

10月8日土曜日。三連休の初日、曇天の中、長野県小布施町に来ました。お目当てはこの時期にしか味わえない栗菓子「朱雀」。小布施で収穫した新栗15個分を使用した贅沢なスイーツです。以前は一日400個限定で先着順だったため、早朝3時くらいから並ばないと食べれませんでしたが、新型コロナが流行ってからネット販売に切り替わりました。朝早く起きれば確実にゲット出来るシステムから販売情報をいち早く収集した人が有利になるネット販売になったのは時代の流れですかね。

無事予約競争を勝ち残り、ファミリーマートで印刷した事前予約チケットを持っていざ小布施堂本店へ。私達の予約時間は9:00~9:45。次の予約時間は10:00~。つまり15分間で片付けを完了しなければならないでの店員さんは大変です。そんなことを気にしながら小布施堂本宅へ。事前予約のみ人しか入れない正面門をくぐり抜けると立派な本宅が目に飛び込んで来ます。今回は運よく本宅予約出来たので、家屋に上がり込んで召し上がることが出来ました。歴史ある本宅の外観と内部を朱雀とともに紹介します。

小布施堂店20221008

小布施堂本店。この建物に隣接して本宅があります

小布施駅から徒歩約10の場所にある小布施堂本店。秋のこの時期には観光客でいっぱいです。

小布施本宅門

開門前の小布施堂本宅

予約時間前で開門を待ちわびる人たち

朱雀のチケットを持つ人たち。なかなか手に入らないので、並んでいるだけで少し優越感に浸れるかも・・・

本宅外観①

本宅外観

本宅外観②

本宅外観②

いつもは閉じている門扉をくぐると、こんな感じで本宅がドーンと見えてきます。手前に見える一体化した机と椅子のスペースが朱雀を召し上がるための場所「広場」。今回は本宅内のチケットをゲットできたので正面入口からお邪魔しました。

本宅表札

入口には表札と、新鮮ないが付きの新栗がお出迎えしてくれました。

本宅正面玄関

本宅入口

趣のある入口を入って、靴を脱ぎ畳敷きの和室へ案内されます。

本宅内部神棚

入口を入って正面の和室には神殿があります

本宅内部①

本宅内部、すでに朱雀が提供されてますが、立派な内装撮影に余念なし

本宅内部②

本宅内部。外の景色は表玄関方面

本宅内部③

本宅内部。掛け軸や彫刻、器などに歴史を感じます

遅めの入場のため、お客さんも既に食べ終わって本宅内は一瞬の静寂が訪れています。この場所は雨が降っても晴れていてもそれぞれ趣があって良いですよ~

朱雀20221008

今年の「朱雀」1,800円。別途チケット発行料300円也

朱雀②20221008

花より団子ではなく、庭より朱雀かな

新鮮な小布施産新和栗をふんだんに使用した「朱雀」。中に甘い栗餡がありますが、外の栗ピューーレは何も添加物を入れていないそのまんま新栗なので、甘くなく栗本来の味が堪能できます。口の中がパサパサしてきたら、温かいお茶で整えます。ん~ん、至福のひと時!

本宅裏庭園①

本宅の裏庭園。席運が良ければ、この庭を見ながら朱雀を頂けます

本宅裏庭園②

本宅から撮影した庭園と茶室

さすがに、茶室には立ち入り禁止でした。趣ぶかいですね。

本宅内から入口を撮影

本宅内部から入口を望む

存分に味・景色・雰囲気を味わいました。名残惜しいけど出口に進んで今年の朱雀ワールドの終了。

<まとめ>

新栗の時期のわずか一か月(2022年は9/10~10/16)しか登場しない贅沢スイーツ「朱雀」。事前ネット予約が必須で、小布施堂のHPから購入予約が出来ます。新栗15個をふんだんに使用した甘さ控えめの味は、これぞ秋の小布施。普段は入ることが出来ない本宅で、または本宅の前広場で秋を存分に感じることが出来ます。人気雑誌クレアにも紹介され年々人気が上昇しているので、予約争奪が激しくなるのは仕方ないかな。

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